[ 7674 ] NATTY SWANKY HDの株主優待と銘柄分析
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDのとり丸的買い判断
- 収益性:
- 成長性:
- 利回り:
- 割安さ:
- 安全性:
指標 | 数値 | コメント |
---|---|---|
収益性 (ROE) | 9.7% | ROEに関しては9.7%とそこそこの数字にはなっています。今後の 事業戦略の1つであるフランチャイズ加盟店の開発が順調に進めば 更なる収益性アップにもつながりそうですね。 |
成長性 (売上伸び) | 20.7% | 店舗数が136店舗とまだまだ少ない分、新規出店の売上が大きく 上乗せされるので成長性は非常に高い企業だと言えると思います。 |
利回り | 0.3% | 配当利回りは約0.3%!株主優待が非常に魅力的な株ではあります が、配当金にはなかなか期待できそうになさそうですね。 |
割安さ (PER) | 21.4倍 | PERは21.4倍と決して割安とは言えない株価にはなっています。 PBRも3.3倍と割高水準といえると思います。 |
安全性 (自己資本) | 56.0% | 自己資本比率は安定的に1つのボーダーラインである40%を 超えており財務面において優秀な経営が出来ていると判断でき ます。 |
とり丸的 各指標の判断基準も下のボックスに記載しているので、どういうロジックで判断したかも併せて見てみてね!
- とり丸的 各指標の判断基準
-
- 収益性・・・今期予想ROEで判断
[ 星5 ] 15%以上 [ 星4 ] 10%以上 [ 星3 ] 7%以上
[ 星2 ] 3%以上 [ 星1 ] 3%未満 - 成長性・・・総売上高の伸び率で判断
[ 星5 ] 15%以上 [ 星4 ] 10%以上 [ 星3 ] 5%以上
[ 星2 ] 1%以上 [ 星1 ] 1%未満 - 利回り・・・今期配当の配当利回りで判断
[ 星5 ] 4%以上 [ 星4 ] 3%以上 [ 星3 ] 2%以上
[ 星2 ] 1%以上 [ 星1 ] 1%未満 - 割安さ・・・今期予想PERにて判断
[ 星5 ] 10倍未満 [ 星4 ] 10倍以上 [ 星3 ] 15倍以上
[ 星2 ] 25倍以上 [ 星1 ] マイナス - 安全性・・・直近の自己資本比率で判断
[ 星5 ] 60%以上 [ 星4 ] 40%以上 [ 星3 ] 30%以上
[ 星2 ] 10%以上 [ 星1 ] 10%未満
- 収益性・・・今期予想ROEで判断
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDの株価・基本情報
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDの株価指数
株 価 | 時価総額 | PER | PBR |
3400 | 83億円 | 21.3倍 | 3.2倍 |
ROE | 自己資本比率 | 配当利回り | 配当性向 |
9.7% | 56.0% | 0.29% | 9.9% |
- PER ➢ 株価が割安か割高かを判断するための指標。日本の上場企業の平均は15倍程度なのでそれ以下であれば割安と判断される傾向に!
- PBR ➢ PERと同様株価の割安さを測る指標。PBRが1倍未満だと割安と判断される傾向に!「株価÷1株純資産」で計算が出来ます。
- ROE ➢「企業がどれぐらい効率よくお金を稼いでいるか」を示す財務指標。業種によって平均値が異なりますが一般的には10倍を上回ると優良企業と判断。
株価に関してはコロナ禍の2020年に最安の1330円をマーク。そこからは3000円~3800円の間をいったりきたり。。。
株主優待の利回りが高く人気な銘柄なので権利確定月である1月と7月が過ぎると株価が大きく下がる傾向に。。。優待銘柄のあるあるですね。
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDの会社概要
「NATTY SWANKY HD」は、「肉汁餃子のダンダダン」を展開しています。直営だけではなくフランチャイズも展開しており、2024年1月期で店舗数は136店舗(直営100店舗 FC36店舗)となっております。
餃子という流行り廃りのない商品を扱っており、性別・世代に関係なく幅広い客層に来店される店づくりがコンセプト。
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDの配当金
配当実績 | |
---|---|
2024年1月期 | 10円 |
2023年1月期 | 5円 |
2022年1月期 | 5円 |
2021年1月期 | 5円 |
2020年1月期 | 5円 |
2019年1月期 | 15円 |
配当性向は約10%前後で推移。配当利回りは「0.29%」とインカムゲインは期待ができない銘柄となっています。
配当政策として、内部留保は経営基盤の安定化・事業の拡大のための資金として活用していく方針を打ち出しています。
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDの銘柄分析
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDの売上高&収益性
居酒屋業態はコロナ禍の2020年頃に苦戦を強いられた企業が多いですが「NATTY SWANKY HD」は増収を維持。しかし利益面では2020年・2023年に当期純利益において赤字と収益性に不安を覚える内容となっております。
2023年はコロナ7波のタイミングにて売上高が4割落ちるなど中々に厳しい状況が続いた結果大赤字となった模様。
しかし決算説明資料で店舗数の増加から入るのはいかがなものか。。。
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDの利益
利益面は上述した通りかなり不安定な状況が続いています。やはり居酒屋業態という事もありコロナ禍での売上・利益面で大きく苦戦。2024年1月期においては売上高20%増の2億4800万円の黒字化に成功しました。
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDのEPS/BPS
EPS | BPS | |
---|---|---|
2024年1月期 | 101 | 1048 |
2023年1月期 | △174 | 709 |
2022年1月期 | 103 | 891 |
2021年6月期 | 6.2 | 814 |
2020年6月期 | △75 | 821 |
2019年6月期 | 103 | 912 |
EPSはマイナスになる期も複数あり収益力には若干の不安さがあります。。。2024年1月期のような決算が毎年出せれば安定感が増していきますね。
- EPS ➢ 「1株当たり純利益」と言われ、EPSが高ければ高いほど
「収益力」と「成長性」の2つが分かると言われています。 - BPS ➢ 「1株当たり純資産」と言われ、企業の安全性を知ることができます。
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDの財務健全性
自己資本 比率 | ネットD 純利益倍率 | |
---|---|---|
2024年1月期 | 56.0 | △4.7 |
2023年1月期 | 40.8 | △0.6 |
2022年1月期 | 45.3 | △1.9 |
2021年6月期 | 46.3 | △31.5 |
2020年6月期 | 50.8 | 1.4 |
2019年6月期 | 47.8 | △4.4 |
自己資本比率は安定的に40%を超えているので優良企業だといえると思います。長期借入金は1年で約2億7000万円下がり6億800万円に。
- 自己資本比率 ➢ 企業の安全性を示す指標。会社の財産が誰の資金で成り立っているのかを知ることができ、高ければ高いほど自立した会社といえます。70%を超えていたら超優良企業で倒産リスクが極めて低いといえる。
- ネットD純利益倍率 ➢ 当期純利益に対して何倍の純有利子負債を抱えているかを表す指標。マイナスになっている場合は財務健全性が高いと判断できる。
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDのフランチャイズ比率
出店形態 | 店舗数 | 比率 |
直 営 | 100店 | 73.5% |
フランチャイズ | 36店 | 26.5% |
合 計 | 136店 | 100% |
店舗の増加数は毎年10店舗程度。2023年1月期は直営店舗をメインに18店舗増加しています。フランチャイズ加盟店開発が今後の戦略にも入ってはいますがFC比率が年々増えているわけではなく、FC比率増が今後のポイントか。
フランチャイズの加盟金は300万円を含み約450万円。ロイヤリティは売上高の5%!!
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDの株主優待
[ 7674 ] NATTY SWANKY HDに株主優待はあるの?
必要株数 | 優待内容 | 備考 |
100株以上 | 優待御食事券 1,000円×10枚 (年間 20枚/20,000円相当) | ※全国の肉汁餃子のダンダダンで利用 テイクアウトも利用可能。 |
株主優待は「肉汁餃子のダンダダン」で使える「お食事券」!!2020年5月に株主優待制度を大きく拡充しました。年間で20000円分もらえ、〇円以上で1枚利用可能といった制限もないので非常に使いやすい株主優待となっています。
決算短信を見てみると株主優待引当金は約3700万円!前期に比べ約900万円程上がっており個人株主が増えてきているのかもしれませんね。
株主優待変更履歴
変更日時 | 変更内容 | 優待内容 |
2020年5月15日 | 拡充 | お食事券10000円分×年2回 |
餃子一皿引換券6枚(3000円相当) |